2007年08月20日

「環境と交通」学習プログラム第2回授業

9:10~ 10:00 講話(NPO法人しまづくりネット理事長/中村司)
<“環境と交通”を考える基礎講座 -車からはCO2がいっぱい排出->「環境と交通」学習プログラム第2回授業
風船を使って排気ガスの量をみんなで計測した。たった10秒のアイドリングでも、風船はすごい大きさに①10分間のシャワーより、15分間の車のドライブ(時速40km)の方がCO2が多く排出される。
②1人を1km運ぶ時のCO2排出量は、バスや鉄道より車の方が多い。
③速度が遅くなるほどCO2は多く排出される。!「環境と交通」学習プログラム第2回授業
<CO2排出の少ない交通の使い方>
①車1台1台の燃料消費を減らす。
②自動車の利用を減らす。
③渋滞を避ける。



10:30~11:00 県警学習(沖縄県警察本部)「環境と交通」学習プログラム第2回授業

<交通管制センター ー信号機で渋滞を減らす->信号機は沖縄県で約2,000個(那覇市内340個)。
渋滞は朝の通勤ピーク時以外に、雨が降ったときや事故が発生しているときに発生しやすい。頭のいい信号機は交通量に合わせて、青信号の時間を調整して渋滞が起きないようにすることができる。「環境と交通」学習プログラム第2回授業
<通信指令室 -110番の仕組みー>
110番は500~600回/日一番多いのは交通事故(約3割)。沖縄県は小さい県だけど、110番のかかる回数は全国で17番目に多い。



12:25~13:15 CO2排出実験(NPOecomo.i、ベロタクシー沖縄代表/高江洲悦子)「環境と交通」学習プログラム第2回授業
<CO2って本当に出ているの?> 
息を吐くときにCO2が本当に出ているか実験をして試験管に入れた紫色の液体が透明になることでわかった。また、息を吐いたときのCO2より、クルマの排気ガスの方が多くCO2を排出していることがわかった


13:15~13::50 バスロケーションシステム学習)「環境と交通」学習プログラム第2回授業
(那覇バス株式会社/大城幸和 石川達広<バスロケーションシステムはすごい便利> インターネットや携帯等でバスの位置情報がチェックできる大変便利なシステムで、ケータイでバスの運行情報が確認できる。これでバスの待ち時間、イライラすることなく時間を有効に使える。
 また携帯が使えない人のために、利用客数が多く、また高齢者が多い10箇所には電光掲示板を設置して運行状況が把握できるようにしている。
 みんなで実際にパソコンを使って、バスロケの便利さを実感した。

14:00~15:30 まとめのワークショップ
<子供たちの感想(抜粋)>
・交通で温暖化に影響しないためには、アイドリングストップをすることや、急加速。急発進をしないことだと思いました。今日はお家に帰ってお父さん、お母さんに伝えたいと思います。
・排気ガスや人の息でむらさきの液が透明になったのはすごくびっくりしました。
・交通管制センターで1日に110番の通報が500~600件あるというのを聞いて驚きました。


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