2006年08月16日

第6回 人と環境にやさしい持続可能なまちづくり

第6回 人と環境にやさしい持続可能なまちづくり

今日は、翁長雄志那覇市長に来て頂き、お話を聞かせて頂きました。

1.地球温暖化に関するビデオ(9:30~9:45)
・1950年を±0度としたとき、2006年現在、+0.8度の温暖化が起きています。この温度は、珊瑚の白化現象が起こるといわれ、海の生態系にダメージを与えるとのこと。
・2016年には今より1.5℃地球が暑くなり、生物が大被害を受ける。対策しても効果はすぐには出ない、10年前までには行動しておく必要がある=今年から!
・日本は食料輸入大国(ウドンの材料のうち国産なのは薬味のネギだけ)、温暖化による食糧難の影響が大きい。危機感を持たなくてはいけない。

2.翁長市長「人と環境に優しい持続可能なまちづくり」(9:50~10:25)
第6回 人と環境にやさしい持続可能なまちづくり
・豊かになろうとたくさんのアジアの国が努力している、彼らの発展のためにも、もう豊かになった日本が積極的に環境問題に取り組む必要がある。
・環境破壊は加速度的に進んでしまう、規模が小さいうちに対応しておかないと間に合わない。
・気温が1度上がると、沖縄県では那覇市の面積と同じ約35平方キロが、海に沈んでしまう。
・今、屋上緑化、壁面緑化を進めている。温暖化の防止にかなり効果がある。
・自転車の利用を推進したい。そのためにも、自転車が安全に通れる道を作りたい。

3.北澤先生「今日の授業のまとめ」(10:40~12:05)
第6回 人と環境にやさしい持続可能なまちづくり第6回 人と環境にやさしい持続可能なまちづくり
・かしこいクルマの使い方とは?
→みんなが使う時間が集中するから渋滞が起きる、それを避けるためには
①通勤時間をずらす
②公共交通を使う
③近くへは歩く
④クルマに相乗りする
…とにかく、クルマを使わないことが一番!
買い物、通勤、遊びなど、あなたの家族はどんなときにクルマを使っている?その中で、クルマでなくてもいけるものはありませんか?
・クルマは、使い方を間違えれば「走る凶器」。毎年約7000人が交通事故死しています。
・今日の参加者のうち:クルマ1台所有・2台所有が5人、3台所有も2人!

4.今日の感想
第6回 人と環境にやさしい持続可能なまちづくり天久舞子さん
今日は温暖化について話をしてくれました。
クーラーを使うよりは、出来るだけ窓を開け、扇風機を使った方がいい事をしりました。これも温暖化防止のため。
そして、クルマを乗る回数を減らしたり、近くへ行くときは自転車を利用したり、歩いていったりしようと思いました。
そして最後に私達が変わらないと、みんなが変わらない。私達が変わればみんなが変わるという事を知りました。

第6回 人と環境にやさしい持続可能なまちづくり嘉手納安顕くん
今回は、翁長市長に講話して頂きました。その前に見たビデオでは、衝撃的な事がありました。なんと、2016年に+1.5度、2026年に+2度になるという事です。これをどのように防いでいくか、市長が話してくれました。屋上緑化などが効果的で、一人ひとりの環境にやさしい行動の積み重ねが大事だという事でした。


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